【終活日誌 2013年11月号】

今月の語源

みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。

こんにちは。終活相談ドットコムの長崎です。
早いもので今年もあと2ヶ月。
11月23日は、勤労感謝の日ですね。ということで今回の語源は「サラリーマン」。

そしてもうひとつ、終活と言えば相続を連想される方もいらっしゃるかと思います。
そこで相続にとても関連する言葉「たわけ者」の語源も調べてみました。

サラリーマン

語源・由来

英語「salaried man」からの外来語で、「salary man(サラリーマン)」は和製英語といわれるが、「salary man」を使った例も見られる。
ただし、英語では具体的職業名で呼ぶことが多いため、ほとんど用いられない。
サラリーマンの「サラリー(salary)」は、古代ローマ時代に兵士与えられた「塩」を意味するラテン語「サラリウム(salarium)」に由来する。
当時は塩が貴重な物であったため、給料として支払われていた。
「salarium」はラテン語で「塩」を意味する「sal(サール)」に由来し、「sal」は「塩」を意味する英語「salt(ソルト)」の語源ともなっている。
サラリーマンという語が使われ始めたのは大正時代頃からで、ホワイトカラーと同意語のように用いられ、事務労働の給料生活者をさすことが多かった。

たわけ者

語源・由来

たわけ者の「たわけ」は、「田分け」と考え、子供の人数で田畑を分けると、孫の代、ひ孫の代へ受け継がれていくうちに、それぞれの持つ面積は狭くなり、少量の収穫しか入らず家系が衰退する。
そのような愚かなことを馬鹿にして、「たわけ者」と呼ぶようになったとする説が多い。
しかし、「たわけ」という言葉は、「ばかげたことをする」「ふざける」などを意味する動詞「戯く(たわく)」の連用形が名詞となった言葉であるため、「田分け」の説は「戯け」と「田分け」を洒落た俗説で、「戯け者」が語源である。

今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですね。
来月はどのような語源が登場するか皆様お楽しみに!

みなさまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!

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