【終活日誌 2015年6月号】
今月の語源
みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。
こんにちは。終活相談ドットコムの堀内です。
さて、知っているようで新発見がたまにある今月の語源は
「紫陽花」、「名残」を紹介致します!!
紫陽花
語源・由来
ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。花に特徴があり、夏に青紫色の花が球状に群がり咲きます。
あじさいの語源は、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われています。
「あづ」は集まる様を意味し、特に小さいものが集まることを意味しています。
「さい」は「さあい」の約、接続詞の「さ」と「あい(藍)」の約で、青い小花が集まって咲くことから、この名がつけられたいわれています。
「万葉集」にも「紫陽花の 八重咲く如く 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲ばむ」とあります。
名残
語源・由来
なごり. 【意味】 なごりとは、ある事柄が過ぎ去った後に、なおそれを思い出させる気配や余韻・影響。人との別れを惜しむ気持ちを指します。
物事が過ぎ去ったあとに、まだそれを思わせる印が残っていることをいいます。
「ナミ(波)+ノコリ(残り)」、すなわちナミノコリが短縮・変化してナゴリになったとするのが最も可能性が高い見方と思われます。
大風がやんでもまだしばらく波が立っていること、また、波がひいたあとに浜に残る海水をいい、古くは「余波」と書いたそうです。
今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですね。
来月はどのような語源が登場するか皆様お楽しみに!
みなさまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!
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