【終活日誌 2013年12月号】
今月の語源
みなさんが、普段、何気なく口にしている言葉。
その言葉の語源ってご存知ですか?
このコーナーでは終活に関係する言葉はもちろん様々な言葉の語源を紹介致します。
こんにちは。終活相談ドットコムの長崎です。
今年もあとわずか。
いよいよ忘年会の季節ですね!
美味しいお酒とあったかいお鍋でわいわい楽しい年末。
そこで今回はお鍋の代表「ちゃんこ鍋」&「冗談」の語源を紹介致します!!
ちゃんこ鍋
語源・由来
ちゃんこ鍋とは、大鍋に魚介類や・肉・野菜などを入れ、水炊きのようにして、つけ汁やポン酢で食べる力士料理のことをいう。
語源は以下の通り二説ある。
ひとつは、江戸時代に長崎巡業へ行った際、中国から長崎に伝わった板金製の鍋「チャンクオ」の料理法を取り入れたため、「チャンクオ」が訛ったとする説。
もうひとつは若い力士が料理番を「おやじさん」の意味で「ちゃん」と呼でいたことから、親しみを表す接尾語「こ」が付いたとする説。
力士社会では、鍋以外の料理全般を「ちゃんこ」と呼ぶことから、料理番の「ちゃんこ」が料理全般を意味するようになったと考えられるため、どちらの説が正しいとは断定できない。
冗談
語源・由来
冗談とは、ふざけて言う話。たわむれに言う話。
冗談の語源は、二通りの説があるが未詳。
ひとつは、ありふれた話という意味の「常談(じょうだん)」が転じて無駄話の意味となり、無駄であるという意味の漢字「冗」が当てられ「冗談」になったとする説。
もうひとつは、笑いながら楽しそうに話すという意味の「笑談(しょうだん)」が転じたとする説である。
また、江戸中期の浮世草子『世間手代気質』では、「冗談」を「串戯(じゃうだん)」と書き、無駄話をしてサボる意味として使われた例があり、昔はやや広い意味や用法で使われていたと考えられる。
今月の語源、いかがでしたか?言葉って本当に面白いですね。
来月はどのような語源が登場するか皆様お楽しみに!
みなさまからの「なるほど!面白い!と思う語源」の情報をお待ちしています!
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