【終活日誌 2014年5月号】

證大寺昭和浄苑特集 第2弾

前回に引き続き、證大寺昭和浄苑特集!
今回は永代供養墓 浄苑墓「入会式」にお伺いしました。

少子高齢化・世帯の変化により、お墓の継承や維持が難しくなっている現代。
「未来の不安をなくし、生きている人が安心していられる場所が欲しい」という多くの方の心の奥から生じる深い願いに応える「心の故郷」として「永代供養墓・浄苑墓」を建てられた證大寺昭和浄苑 井上誠治住職にお話を伺いました。
 

 

永代供養墓「浄苑墓」の魅力を教えてください。

永代供養墓「浄苑墓」は、お墓を販売することが目的では無く、お墓を通して、よりよく生きるための価値を提供させて頂いております。
参詣者の心の故郷となり、ご自身としっかり向き合えるような場所・悩んだり不安になった時など何か起きた時に、ここに来たい!そう思って頂けるような場所にしていきたいと、常日頃考えております。
そしてご縁を大切に、より良い人生を生きていくお手伝いをさせて頂きます。

昭和浄苑では本堂でお通夜やお葬式を行ない故人様に寄り添ってしっかりとお見送りできるとのことですが、お葬儀をされている意味と意義を教えてください。

お葬儀というのは、亡くなった方からの最後の大きな教えだと思っております。そして出会い直しの場でもあると考えております。
亡くなった人は、自らの身をもって、人は必ず命を終えていかねばならないということを教えてくれています。
限りある人生をどのように生きるのか、親しい人の死は、特にこのことを感じさせられます。
亡き人と向き合うことにより、私たちは初めて自分の人生についてよく考えることができるのです。
本堂でお葬儀を行うことで、じっくりと向き合うことができます。
お墓参りや法事も、亡くなった人の生き方に思い出し、自分の生き方を見つめ直す大切な機会なのです。

   

昭和浄苑は働く方みなさまが終活カウンセラーの資格をお持ちです。
昭和浄苑はお墓を管理するだけでなく、その方が心の奥から生じる深い願いに応える様に「心の故郷」になることができるよう心がけされているとのことですが、終活カウンセラーとしての取り組みはどのような事をされていますか?

その方の「生きた証し」として育てていく「終活ボックス」をご用意しています。
亡くなった方や、現在お世話になっている方へなかなか口にできない思いや気持ちを手紙にします。そして昭和浄苑が、その時まで代わりに大切に保管しております。
また自分自身としっかり向き合えるよう、「仏教終活」という会を開催し、皆さまに終活の真の大切さを伝えております。

   

現代の日本では、お葬式・供養の形が変化し多種多様となっている中、住職が自信を持って言える昭和浄苑の魅力を教えてください。

皆、人間の真の願いに違いはないと思っております。
大切なことは、何かにこだわって話をすること。
心の奥の深い願いに応えたいと思う気持ちは、宗教が違っても変わりません。
生きている方や、お墓を選んだ方が、心から喜ぶことをしていき、最後の最後までしっかりより良く生きて頂くためにわたくし共は全力でサポート致します。

新たな希望と決意をもって生きることの意味を見いだせる、それが、昭和浄苑の魅力ではないでしょうか。

   

今回は永代供養墓 浄苑墓「入会式」にお伺いしました。
お墓を販売することを目的としていない永代供養墓 浄苑墓。
お墓を通して、よりよく生きること、自分自身を見つめて頂くための価値なのです。

 

今回は、森林公園にある昭和浄苑 永代供養墓 浄苑墓の「法名の授与式」にお伺いしました。

皆さま、昭和浄苑に到着された際は、緊張したご様子。
本堂に通されると、入口には「第2の人生の入学式」とお祝いのボードのお出迎えがあり、さらにおひとりおひとりのお名前が書いており、職員全員が名前で声をかけてくれます。

法名はお葬式の時につけるものではなく、生きているときに頂くもの。
法名を授かるということは、お釈迦様を師として新たに歩みだすというまさに第2の人生の入学式なのだとお話がありました。

そして、ひとりずつ法名が授与され、自分の法名の意味を説明頂いた後、自分がいつか入る浄苑墓へバスで向かいます。
新たな気持ちで、永代供養墓に触れた方は、すがすがしい気持ちになり、初めは緊張していた皆さまの表情がどんどん柔らかくなり、同じ授与式に参加された方同士、仲良くおしゃべりをするまでになっていました。

親族と一緒に入るお墓も良いですが、同じ世代を生きた同士として入る永代供養墓もとても良いものですと、いつしか「墓友」となっていました。
この「墓友」は、その後も定期的に開催される様々な学びの場で何度も会うことができます。

昭和浄苑では、「手続きの終活」だけではなく、「心構えの仏教終活」を提供し、これからをよりよく生きるための価値観、親先祖が大切に相続してきた死生観を仏教に学ぶ場を、沢山開催していらっしゃいます。

浄苑墓の職員皆様は、とてもあたたかい心遣いで、お見送りには全職員で、姿が見えなくなるまで、ずっと手を振り続けていました。

心の奥から生じる深い願いに応える「心の故郷」
まさにそれが證大寺昭和浄苑でした。

もっと證大寺昭和浄苑の魅力に迫りたい方は昭和浄苑ホームページへ
http://www.showajouen.co.jp/subtop.html

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