【終活日誌 2014年7月号】

~音楽葬って??~ 終活に取り組んでいる方のご紹介

こんにちは。終活相談ドットコムの堀内でございます。
皆さま「音楽葬」ってご存知ですか?
今回は、この「音楽葬」について学びたいと思います。

お母様の思いを形にしたい。

先日、M.Kさまから終活相談ドットコムに連絡がありました。
「実は、先日母と一緒に、近所の葬儀社さんのイベントに行って来たんですが、
母が音楽葬を希望しているんです。音楽葬について教えて貰えますか?」

「音楽葬」とはそもそもどういったお葬儀なのでしょうか?
どこの葬儀社さんでも音楽葬ってできるの?

そんな疑問を解決し、お母様に何かあった時には、希望を叶えてあげることが
出来るように一緒に学ぶことにしました。

そもそも音楽葬って?

一般に行われる仏式での読経やキリスト教葬での讃美歌などの代わりに、
故人が生前愛していた曲やご関係の深い音楽を生演奏またはテープで
会場に流す、または仏式の儀式を行った後に、音楽を用いてのお別れをするという
お葬儀の形を音楽葬と言います。

音楽葬は無宗教葬や社葬、学校葬などさまざまな葬儀形態でおこなわれますが、
音楽が中心になっているところが特徴です。
個人の葬儀に用いられる音楽は、生演奏のピアノや弦楽四重奏団、録音された
テープやCDなど流したり、団体葬になると中編成の管弦楽団、合唱団による献歌が
行われたりします。

使用される音楽では主にクラシックで静かな曲が多く、歌謡曲・ポピュラーも
故人が生前に愛好された曲が流されます。

1.市販のカセットやCDなどを利用する
本人(故人)が好きだった曲を選ぶ
(クラシック・ポピュラー・童謡・外国の曲・日本の名曲など、お好み次第)
2.生演奏
フルートやシンセサイザーなどによる生演奏で、本人(故人)が好きだった曲を演奏してもらう

故人さまが好きだった音楽で故人さまを偲ぶ

・学生時代のバンドメンバーにお集まりいただき、大好きだったBEATLESの曲を演奏し
お棺には、天国でも演奏していただけるよう、楽譜を入れる。

・プロポーズをされたお店でかかっていた思い出の音楽を流し、故人を偲ぶ。

・大好きだった美空ひばりさんの曲をメドレーで生演奏してもらう

結婚や、子供が生まれ成長していくなどのライフステージでもモノは沢山増えていきます。それぞれのモノとつき合ってきた年数が長くなると愛着もわき、整理を難しく“捨てる”決断を下しにくくなるそうです。

 など、生前その方が大好きだった曲や思い出の曲で、故人を偲ぶお別れのカタチが最近では多くなってきています。
音楽葬であれば、堅苦しくない趣味の仲間等、真の意味での友人との葬儀にもなるので、心から故人を追悼することが可能になります。

まずは葬儀社の方にご相談を

音楽葬は、どこの葬儀社さんでもできるとは限りませんので、出来れば事前に相談をしておきましょう。
どんなお別れのカタチが良いか、しっかり相談しておけば、何かあった時に家族は困らなくて済みます。

いかがですか?今回は音楽葬について勉強しました。
M.Kさまもお母様とじっくり話してみるそうです。
また次回も楽しみです!

我こそは「終活人」
終活を楽しんでいる方を募集中!!

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