自分の人生の棚卸し~終活の必要性~

人生の棚卸しというとすごく大変なこと(作業)に聞こえますが、自分がどういう人生を送って来たかを知る大切な作業になります。
「終活」とはこれから先の不安を解消し、今をよりよく生きることだとすると、この人生の棚卸しは『今の自分がどういうことで出来ていたのか』を知り、これからの時間を豊かにするための最初のステップとなります。
とはいえ何からやって良いのか?ノートの前で止まってしまうと思いますので、ここで人生の棚卸しの簡単な表をご紹介します。
 

1. 私のプロフィールを書いてみましょう。

1. 私のプロフィール
名前   名前の由来は何ですか?
生年月日  
血液型  
生まれた場所  
父の名前   お父さん、お母さんとの思い出は何ですか?
生年月日  
母の名前  
生年月日  
子供の名前    
生年月日    
好きな言葉    
趣味    

2. エピソードを書いてみましょう

2. 私の歴史
  エピソード ありがとうの出来事 お世話になった方
0~6歳

小学校に上がる前、小さな事でも褒めてくれた近所のおじさん、いつも見守ってくれたお母さん…
じっくり思い出してみて下さい。
     
6~12歳

小学校に入学。給食はどんなものが好きでしたか?
お世話になった先生のお名前、覚えていますか?
大きなグランドでお友達といつまでも遊んでいたあの頃…
しみじみと思い出してみて下さい。
     

このように、小学校、中学校、高校…と学生時代から20代、30代、40代…
大人になってから10年単位程度に

こんなことを書いていきます。
書けないところ、思い出せないところはそのまま飛ばしでも大丈夫です。「あ!」と思い出したらまた戻って、など楽しみながら、ゆっくりじっくり書きましょう。

3. 今までのエピソードなどを書いてみた感想書く

大人になってから振り返っていかがですか?書きながら思ったことなどを書きましょう。








それぞれ思うこと、考えたことは100人いれば100通りだと思います。
そして今なぜこんなにお料理が得意なのか、指先が器用なのか、または字が上手…
など今の自分は「どこの出来事があったから」こうなったなど、いろいろ出てくるかもしれません。そうなるとその時に携わっていた方、傍にいた友達、先生、ご主人…ご両親や会社の人などいろいろな方に感謝が生まれるかもしれませんね。
その素直な感謝や喜びや悲しみも大切な思い出、私の人生の一頁です。ゆっくり綴ってみてください。

これだけ棚卸しをじっくりすると、エンディングノートを書いたり、自分史を書いたりすることの基になり、何もない中よりも随分書きやすくなると思います。

自分の今の「あり方」「考え方」はどんなきっかけや出会いで形成されたのか、そしてどのようなことを影響受けてきたのかなど少しずつ見えてきたのかと思います。
全 部書けなくても大丈夫です。この「シート」は全部書くことが目的ではなく、じっくりしみじみと自分の人生で何があったか、どんな人と出会い、どんな影響を 受け、そして「今」の自分はたくさんのこと、たくさんの人と出会ったことでここにいることを感じていただければと思います。出来事よりも思い出してみて 「感じたこと」それが「わたしらしさ」を物語っていて、その「自分らしさ」を十分に発揮し、これからの人生を楽しんでいってくださればと思います。ときど き、人生の棚卸しをして、いつまでも「自分らしく」輝く人生をお過ごしくださいね!

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